ワイルド式シリーズの3作目。今作は、其ノ一のかえでとマイケル、其ノ二のすみれとボブによる同室スワッピングがメインとなる。其ノ一と其ノ二の概要は説明されておらず、公式の告知どおり、今回は寝取り要素もない。完全にシリーズファン向けの作品だ。
で、シリーズファンの目線からみた今作はどうなのかというと、最高である。
特に今作の口淫・精飲シーンは、過去最高に良い。口淫描写に少なくないページやコマが割かれており、逆駅弁フェラ、肛門舐め、ダブルフェラ、目隠しチンポ当てなど前作までにはなかったプレイもある。また、黒人の巨根ペニスについても、過去作と比べてよりグロテスクに生々しく描かれており、そんなものを嬉しそうにしゃぶるヒロインの姿がより背徳的に映る。
かえでもすみれもすでにワイルド兄弟の”オンナ”であるから、チンポのしゃぶり方には遠慮や恥じらいがない。自らがっつりディープスロートをキメて、喉奥を突くイラマチオにも嘔吐せずに応えている。射精されたザーメンも吸い付くように嚥下する一級のおしゃぶり嬢ぶりをみせてくれるのだ。
スワッピングについては同室オンリーで、キスNG、コンドーム必須というルールになっている。ただし、アナル解禁後は、腸内中出しは普通に受け入れられていたので、要はパートナー以外との妊娠リスクを避けられればいいのだろう。
かえでは大人しそうな顔をして責めも受けも激しく厭らしいのを好み、すみれはボブへの惚気をいちいち匂わせる。そうして同じ部屋でいつもと違う相手に抱かれた後は、本来のパートナーのチンポで上書きしてもらうーー「誰の雌穴か♥ 思い出させてぇ♥♥」などと叫びながら愛情を確かめ合うオンナたちの姿が最高にエロかった。
一度その味をしめた彼らは、一夜限りのスワッピングでは終わらない。後日母校のチアリーダー姿のコスプレをしたり、3P(男2女1)を解禁したりもする。彼らのスワッピングは終盤に向けてどんどん過熱していくのだ。
シリーズ其ノ一と其ノ二が好きなら、今作は購入して間違いのない作品である。次回作も日本の旅館モノ(相手は女将さん?)が予定されているようなので、そちらも発売されたら購入させていただく。