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DOLL PLAY 『ワイルド式日本人妻の寝取り方 其ノ一』レビュー(評価:秀)

眼鏡巨乳人妻×巨根黒人留学生の不倫ストーリー。日頃夫から軽んじられているおっとり系人妻のかえでが、ホームステイに来た黒人留学生のマイケル・ワイルドに求められるがままに犯され、快楽の泥沼にはまっていく。

マイケルは凄まじい巨根ペニスの持ち主で、そのサイズはかえでの頭部よりも大きい。射精した後はかえでのお口で掃除させるのがお好みらしい。イラマチオから口内射精した後、「ほらまだ 残ってマスヨ」と言って残り汁までしっかり飲ませるこだわり派の男だ。

挿入時にはコンドームをちゃんと付ける(*初回レイプは中出し)が、まんこ以外を汚すことには忌避感がない。わざわざ射精済みのゴムを外してかえでの顔にぶっかけ、尿道に詰まったザーメンをチューチュー吸わせる絵面は非常にエロティックで素晴らしかった。

本作は最初から最後までかえでの視点で描かれている。厭味ったらしい夫の存在感がずっと希薄であるのとは対照的に、マイケルと彼の凶悪なチンポはかえでの心までも犯し続ける。かえでは夫との淡白で愛のないセックスではもはや満足できなくなり、中出しされた夫の精液を手ずから掻き出し、かわりにマイケルのそれを心から求めるようにさえなる。

この作品は間男のレイプからはじまるわりに、凌辱系の悲壮感はほとんどない。かえではマイケルとの不倫を”ワルイコト”だとは認識しているものの、肉体は初めて与えられた快楽に正直だ。また、これまで夫から軽んじられて自己肯定感に欠けていたかえでの心は、マイケルから魅力的だと褒められ続けることで、女としての喜びに満たされていく。そんなかえでにとって、本作の結末は限りなくハッピーエンドと言って良いだろう。

本作は、高い画力で描かれた不倫漫画の傑作だ。エロシーンとしては、口淫や射精後の表現に並々ならぬこだわりの強さが感じられる。人妻に自分の精液の味や喉越しを何度も覚えさせ、身も心も虜にした後では子宮にもたっぷり注ぎ込むーーそこまで徹底することで、他人の女を完全に我が物にしたのだという実感が湧き、寝取った女への愛着も一層強くなるのだろう。

とても素晴らしい作品だったので、シリーズ既刊の二冊も勿論購入させていただいた。なお、実際の製品における局部修正は、サンプル画像ほどきつくはない(*FANZA版、執筆時点のバージョンで確認済。実際の修正はモザイクではなく部分的な黒線による)。画像サイズは1438×2000で、一般的なタブレットで読むぶんには充分な解像度を持っている。

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著者
Asmiya
Asmiya

旧サイト(DLdou)含めて10年近く、主にエロゲーのレビューや攻略記事を書いています。レビューは「その作品の購入を検討するにあたって必要となる情報を、出来るだけシンプルに詰め込もう」という観点から試行錯誤しており、時折書き方が変わることがあります。更新情報はTwitterやフィード(RSS)で配信しています。

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