会社のM女後輩2人とマゾメス専門ソープでエッチする作品。「嬢をアクメさせた分だけ色々なサービスが解禁される」「相性の良いマゾメスはお持ち帰りOK」というのがお店のルール。マゾメスソープ嬢としての衣装はマイクロビキニで、ロンググローブやニーハイ、タイツなども着用していることがある。
2人のマゾメス後輩は最初から発情した状態なので、堕とすのはとても簡単だ。
最初の相手は、ウザカワイイ系巨乳の御剣彩奈(23)。会社では主人公に対して生意気な彩奈だが、実は逞しいオスに服従して好き勝手犯されたいという願望の持ち主だ。
日頃の被虐妄想で鍛えられた彼女は、主人公のチンポの匂いを嗅いだだけでアソコが濡れてしまう。即尺ごっくん、オイルマットプレイと順調にサービスが解禁されていくが、相性が良すぎてすぐにゴムハメも解禁。さらには禁断の生ハメ中出しまで、自分からおねだりするようになる。
もう1人の相手は、色白清楚系巨乳の凪原久美(23)。優しげな久美もまた虐められたい願望の持ち主で、彩奈の紹介でマゾメスソープで働き始めたという。主人公を運命の相手として見定めた久美は、これから犯される期待だけで発情しながら、土下座して彼に奉仕する。
久美はアナル舐めを好んでするド変態であり、主人公の肛門を舐めているだけでマンコからは愛液が滴り落ちる。マットプレイではパイズリで奉仕し、主人公のザーメンを浴びて理性が限界を迎えたのか、ゴムハメすらスキップしていきなり生ハメを提案してくる。
常時発情しているマゾメス2人によるソーププレイという本作のコンセプトは良い。彩奈と久美の白い肢体はオイルと愛液で濡れ濡れで、アソコは綺麗なパイパンになっている。それに比べて、主人公のギンギンに勃起したペニスはグロテスクに描かれており、肛門や金玉には毛が生えている。そんな主人公のペニスや肛門に嬉々として奉仕しアヘ顔をキメる2人を見ていると、マゾメスへの支配欲が満たされていく。
しかし、ヒロインがお店での初回プレイで簡単に堕ちてしまい、以後は住み込みの専属マゾメスソープ嬢として3P奉仕する、という話の流れは性急であったと思う。ソープものは、限られた時間だけ退屈な日常からエッチな非日常へと移行し、時間が来ればまた日常に戻るという切り替えが大事だ。初回からマゾメスとの主従関係という非日常がずっと継続してしまう展開は、ソープという場の持つ魅力を蔑ろにしてしまっている。
本作はエロシーン自体は良くても、純粋にソープものとしてみると微妙である。一時的にお持ち帰りするだけなら良いとしても、自分専用のマゾメスソープ嬢として飼うのは、もっといくつかの段階を踏んでからのほうが良かったのではないか。もっとも、そうするためにはページ数を増やすか、3Pを諦めてピンヒロインにする必要があるだろうから、難しいところだ。