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ヌルネバーランド『#裏アカ女子に搾られたい』レビュー(評価:優)

CFNM&手コキ特化の作品集。表題作のほかには『テコキイズム』『おなクラ。』が収録されている。いずれの作品も完全に女性上位であり、1人のヒロインを除けば本番はない。焦らし責めや、グローブ着用での手コキが好きな方にはとてもオススメだ。

表題作『#裏アカ女子に搾られたい』には、一貫した主人公がいない。ハッシュタグ「#裏垢女子に搾られたい」で某SNSを検索し、サディスティックな裏アカ女子が公開している過去のマゾ男調教動画を閲覧するオムニバスだ。

最初に観る動画の投稿主は、24歳都内OLの“あこむ@プチM男くんを癒やしたい”。残業でクタクタなM男くんは後ろ手を組まされて抵抗できない状態で、生地面積の小さな女性用のエロパンティを履かされている。あこむは、そんなM男くんの背後にまわり、素手のフェザータッチで乳首周辺や股間を刺激してくる。さらにはきついペニスリングで子種汁の元栓を封じ込め、えげつない焦らしプレイを仕掛けてくる。

あこむは、最初はM男くんを優しく罵っていたのに、気分が乗ってくると「早漏ザコち○ぽ」だの「イッちゃえこの変態♥」と少しきつめに罵ってくるところが尊い。彼女の細長く骨ばった四指の動きはくすぐるようでもあり、嬌声を上げないように耐えるのはとても辛そうだ。それに時々、短く整った爪先で、M男くんの乳首を軽く抉ってくるのがたまらない。彼女がするあらゆる快楽責めに耐えながら、さくらんぼの蔦を結べそうなほど長い舌でベロチューされるのは、M男くんにとって最高のご褒美だったろう。

2番目の動画の投稿主は、自称清楚系S女23歳の“ゆわ*yuwa”。矮躯のM男くんはアイマスクをつけたまま四つん這いにされ、ゆわはグローブ(*材質はエナメル?)を装着してローションを手にまとう。それから指や舌でアナルを責めながら乳牛のように精液を絞り出したり、アナルにローターを挿れられたM男くんを騎乗位で犯したりする。

ゆわは、あこむと比べて責めはややハードだが、精神的には甘やかすほうだと思う。というのも、ゆわはあこむと違って、精液を出したいときに出させてくれるからだ。プレイ内容的にも、アナル舐め騎乗位での生ハメといった、見方を変えれば女性からのご奉仕にも見えるプレイが主体になっている。ゆわのプロフィールには「Mな男にいぢわる♥するのがすき」とあるが、そのわりにマゾ男へのサービス精神もあるという、ソフトマゾ大歓喜な逸材である。

逆に、あこむのプロフィールには「プチM男を甘やかして依存させたい」とあるので、彼女的には先のアレで甘やかしたほうだったのだろう。あこむとの関係を続けると、そのうちヤンデレ化して歯止めがきかなくなりそうな怖さがある。とはいえ、彼女のような方に監禁されて射精管理されるような人生もまた、真正のM男にとっては本懐となろうが。

表題作以外も、グローブ着用での手コキに特化しているという点では同じである。ただ、『テコキイズム』は行きずりの売春サド娘がヒロインであり、『おなクラ。』は普段オナクラでバイトしている大学の後輩がヒロインとなる。

『テコキズム』は、M男くんが潮を吹いても止めないエンドレス手コキが見所である。一方の『おなクラ。』は、ヒロインの広げた肛門をおかずにオナニーさせられるプレイや、目隠し&拘束された状態での焦らし責めが見所だ。

どの作品もかなり完成度が高いので、手コキやグローブ好きなら買って後悔のない作品集だ。

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著者
Asmiya
Asmiya

旧サイト(DLdou)含めて10年近く、主にエロゲーのレビューや攻略記事を書いています。レビューは「その作品の購入を検討するにあたって必要となる情報を、出来るだけシンプルに詰め込もう」という観点から試行錯誤しており、時折書き方が変わることがあります。更新情報はTwitterやフィード(RSS)で配信しています。

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