初恋の人の娘に誘惑されてエッチしてしまう。ハリボテの倫理観から腰が引けているおじさんを煽って誘導し、背徳的な関係をエスカレートさせていく小悪魔的なJKがとてもエロい。幅広い層にオススメできる優れた作品だ。
ストーリーの特色
童貞のおっさんを誘惑してくる美少女
本作は、初恋の人の娘と肉体関係を持つ背徳感をテーマにした作品だ。
高田良彦は、学生時代に好きだった相田穂乃果との思い出を今も引きずっている独身のおっさんだ。そんな彼のもとに、昔の穂乃果そっくりの美少女がやってきた。彼女は名を沙也果といい、穂乃果の娘だという。初恋の人は娘を連れて、良彦のいる町へと戻ってきたのだ。
沙也果は初対面にも係わらず、なぜか良彦に性的なアプローチをがんがん仕掛けてくる。テーブルの下でこっそりパンツを見せたり、わざと自分の着替えを覗かせたりと、沙也果は挑発的に振る舞う。沙也果に学生時代の穂乃果の面影を重ねている良彦は、そんな沙也果の度重なる誘惑には抗えなかった。
美少女の沙也果が、なぜ三十過ぎの童貞をここまで誘惑するのか? その点、本作は明確な理由を示していない。本作の続編も読んでみたが、どうやら最初は、昔母に告白したという男を興味本位でからかってみたかっただけらしい。
沙也果は処女だが、男のひとに滅茶苦茶に犯されるのを想像してオナニーする変態でもある。だから、良彦を誘惑してやれば、母に似ている自分を犯してくるかもしれない、と思ったようだ。そして実際、良彦は誘惑に負けて沙也果の処女膜を破ることになる。
良彦の弱みを握った沙也果は、母には秘密にする代償として、今後も何かとエッチなことを要求してくる。相田家のなかで隠れてセックスするようになり、穂乃果に危うくバレてしまいそうな状況になることもあった。
行間から滲み出る背徳感
この作品は、ヒロインの気持ちについて多くを語ることがない。沙也果が良彦に好意を寄せていることは何となく伝わってくるが、そんな彼女が、母に今も未練のある良彦に抱かれることについて何を思っているかは明らかでない。また、母が良彦と再婚したがっていると知ったときも、沙也果は一瞬の葛藤を覗かせるだけだった。
だが、そのことは本作の描写不足を意味しない。この作品は、沙也果の気持ちを完全には言い表さず、台詞の行間や行動から想像させるように描いているからだ。
沙也果は、母の再婚についても一応は肯定的な態度をみせる。しかしその一方で、良彦との肉体関係には強い執着をみせ、自分でも気づいていないような密かな独占欲を覗かせるところが、最高に愛おしい娘である。
エロシーンについての概観
CG枚数と解像度
基本CGは13枚+α。本編JPEG 246枚、文字なし版JPEG 231枚、それぞれPDF版あり。
解像度は、1600×1200。
主観視点で女子学生に煽られまくるエロシーン
エロシーンのほとんどは、迫力のある主観視点で描かれている。
沙也果は、クスクスと小悪魔的な微笑を浮かべながら、じっとこちらの目を見据える。そしてわざと挑発的な言葉を紡いだり、卑猥な表現でこちらの気分を煽ってくる。こちらがカッとなって沙也果を強く責め立てると、彼女は快楽に素直な反応を見せるが、再び優位を取り戻すとまた煽ってくる。まるで人間の男を弄ぶ淫魔のような態度で搾精してくるのだ。
主観のなかにカットインや画面分割を用いる演出もあり。
例えば、騎乗位で挿入寸前の状態で、まんこから自然に溢れ出てきた愛液をそのままちんぽに垂らしてローションの代わりにする、という場面では、その愛液がちんぽに滴る様子がばっちり描かれていた。この演出の巧みさは天才の所業だと思う。私としては、これが見れただけで元は取れたという気持ちだ。
セックスの場は高田家から相田家へ
良彦の自宅で処女を捨てた沙也果は、今度は彼を自分の家に招いてセックスするようになる。母の穂乃果が不在のときだけでなく、在宅しているときも構わずエッチするので、後半になるほど背徳感が増していく。
作品の評価
評価:秀 初恋の人には内緒で、その娘との情事に嵌っていく様子が背徳感たっぷりに描かれていた。沙也果の内心について明確な記述こそないが、良彦と再婚したい母に義理を感じながらも欲望を抑えることができず、結果として背徳的な関係をエスカレートさせてしまう彼女の心情は伝わってきた。これで沙也果が良彦を誘惑した理由が説得力のあるものであれば完璧だったが、現状のままでも良く出来た作品だと思う。
主観視点によるエロシーンでは、こちらをじっと見据えたまま気分を煽ってくる沙也果がとてもエロかった。最初は自分を母の代わりのように売り込んだが、後になると、わたしのほうがママよりおっぱいが大きいとか、もし子どもが出来たら責任を取ってもらうとか、このおまんこは良彦さん専属だとか、自分自身もアピールしてくるところが愛らしかった。
FANZAで2万近く売れていることにも納得のいく素晴らしい作品だった。